たくさん話したから伝わるものではない、長い時間一緒に仕事をしていたからわかるだろうって言う話でもない、ぼんやりこのことへの難易度の高さが心の重荷になっていた。諦めたら良いが、これだけは・・・ここはちゃんと・・・そんな事業を渡す側の我欲が出てくる。
2025年2月12日水曜日
「消費期限1日の経営学」本を書きました。
たくさん話したから伝わるものではない、長い時間一緒に仕事をしていたからわかるだろうって言う話でもない、ぼんやりこのことへの難易度の高さが心の重荷になっていた。諦めたら良いが、これだけは・・・ここはちゃんと・・・そんな事業を渡す側の我欲が出てくる。
2024年8月18日日曜日
「観光立国の正体」の筆者、山田桂一郎さんのセミナー
大津商工会議所主催で「観光立国の正体」の筆者、山田桂一郎さんのセミナーを受けました。名刺交換から、スマホでQRコード読み取ってください。と、紙の名刺を差し出す自分に違和感を感じてしまった。
観光の賑わいだけでは儲からない。地場商品が売れて地元にお金が落ちる。経済効果が上がっているかどうかもわかっていない。現状把握ができてくると、今がわかってくる。行く場所が見えてくる。平日のアウトレットは人がいない。賑わいを作っても儲かっていない。冷静に見ればわかること
ポジショニングを明確にすることが大事。手間暇かけて、今しかない、ここにしかない、これだけしかないという付加価値をつけて売る。勝ち負けから離れると、価値が見えてくる。とても印象に残る言葉でした。
ミシュラングリーンガイド格付け基準「美しい景観」つまり「また来たい」「また見たい」と思う景観を格付けしている。日々の商売でも同じ、稼ぐ仕組み=マーケティングの仕組みを作る。情報共有、現状認識をこまめにしないとマネージメントできない。いくらビックデーターを駆使しても、日常に使っていかないと動かない。
2024年8月12日月曜日
最終面接で教えて頂いた
就活の場で、全力で自分を守ろうとする人
2024年4月14日日曜日
成長に必要な「納得感」
先輩が“そうする理由”をきちんと教えてくれると、指示された仕事に「納得感」が生まれ、その後、覚えた覚えていない、できたできていないという作業レベル以上の『良い仕事』につながる。
品質の高い仕事レベルが期待できます。教えるときに抑えておくべき「学ぶ側の納得感」を踏まえて教育が進むのが、最も良い学びと思います。この時の必要条件は、教える側、学ぶ側双方が、自分の仕事に対して「高い品質」を求める人であること。レベルがあっていないと、上手くいかない場合が多いように思います。
「納得感」は、仕事を覚えていくうえでも大事なのですが、解釈を広げると、自分を取り巻くあらゆる選択に欲しいのが「納得感」と思います。
しかし、ほとんどがちゃんと理解して、納得できて、選択できることは少ない。つまり、ほとんどが「納得感」など何もなくて、とりあえずやってみる中で、行動を続けながら、少しずつ納得していくのかと思います。そう考えると、本当の意味での納得感「わかった」と、思えるのはもう少し後だと思います。
そして、新人たちへの教育も「最初は、言われたことを理解する段階」と、位置づけ、指示されたことを繰り返す。繰り返す中で、理解を深め、ゆっくりと水が浸透するように納得していくと思います。
この時に勘違いしてはいけないのは、相手に寄り添うことは基本なのだが、教えられた人自身が行動しない、指示した通りにしない人には、厳しく問いかける必要があります。以前に実際にあったことです、なぜ遅刻を繰り返すの?改善を考えて。と、問い掛けて、その人が出してきた改善は目覚まし時計を5個に増やす。と、いうものでした。このレベルの人には、教育は意味を失う。気づくまで待つしかない。「指示したことをできたら報告してください。次の仕事の指示を出します。」と、なります。生産性への期待も品質の高い仕事も求められないレベルです。
パレットの会社説明会で「パレットは学習し成長する会社を目指します」と、話しています。マトリックス表の横軸は仕事基準 縦軸に信頼関係があります。
両方が高いレベルにあるときに「学習する組織」が実現します。実現のために「一人一人の成長」を求めることで、一人一人の存在にかけがえのない意味が生まれる。パーパス(存在意義)経営です。
2024年1月28日日曜日
大津市内の小学校で、滋賀県産苺を使った「食育講座」
滋賀県が開発した苺の新品種「みおしずく」を使った食育講座を、大津市北部小野小学校(小学6年生14名)にて行いました。講師は、パレットのパティシェ―ル吉田香奈子が担当しました。私は隅っこで助手に徹しました。
まず最初に、みおしずくを試食して「美味しい以外の言葉で、この苺の味わいを表現してください」小学生には少し難しい注文だったけど、みんな一生懸命考えていた。3人ほどに発表してもらいました。「最初はぶわ~っと甘いけど、酸味があってさっぱりしている」と、とても素直なコメント。テレビでの頭で考えている食レポとは大違いだ。
滋賀県産の小麦粉を使ったジェノワーズスライスにも、子供たちの「おっ~」の歓声が上がる楽しい雰囲気。ショートケーキの仕上げのデモを行い、小学生たちが3人一班に分かれて実際にショートケーキを作って、試食をしました。
この時にも「美味しい以外の言葉で感想を述べてください」に、小学生たちは一生懸命に考えてコメントをしてくれていました。最後は満面の笑みで「美味しい!」と締めくくる笑顔に感動をいただきました。
ささやかなことですが、この感動に、自らのお菓子作りのプロとしてのぶれない熱意を呼び起こしてくれたと感じました。この笑顔のために自分たちの日々の仕事がある。厨房からは見えないけれど、日々のお菓子作りの中で、しっかりと心に描いていたい笑顔だ。小学生の子たちに感謝の一日でした。
パティシェになりたい人たちの三つの困難
2024年1月22日月曜日
近江に生まれたいちご物語 プレス発表に行ってきました。
滋賀県が開発したイチゴの新品種「みおしずく」を使ったスィーツ開発で、生まれた「近江に生まれた苺の物語(仮題)イチゴのスフレ」のプレス発表に行ってきました。
パッケージデザインが決まっていないので歯切れのわるいプレス発表になりました。企画段階ですが、左の写真のデザインで進んでいます。みおしずくは、近江の風土に合った「かおり野」を母に、完熟時の甘味が強い「章姫」を父に、近江で生まれた新品種です。
みおしずくの特徴は白い花のような「香り」と腰のあるしなやかな「酸味」です。この特徴を生かし、この苺のブランドイメージを高めるスィーツを作るミッションです。
パレットが大事にしている「安全安心100年素材」という素材選びをベースに、みおしずくの特徴を引き出すために、二つの方法でイチゴの加工をしました。一つは「真空凍結乾燥」で作るドライフレーズ。もう一つは「真空減圧加熱」による低温沸騰で香りを損なわない。さらに「真空減圧冷却」によって強制的に気化熱を奪い香りを失わない苺ソース。その二つを苺スフレに入れて、香りと酸味を印象強く仕上げました。
だからと言って、スフレから強い苺の香りがするわけではない。焼成で加熱すると香りは弱くなります。口に含むと甘みと酸味が織りなす味わいのハーモニーが長く残ります。心地よい余韻は、甘みと酸味によって生まれる。口の中でゆっくり咀嚼して吞み込むその時に、口中から鼻腔に抜けていくみおしずくの「瞬間の香り」二つの加工方法によって生まれる瞬間です。ちなみに、この香りは「わかる人」と「わからない人」がいます。
この香りの感じ方を、言語化して説明してから、咀嚼するとほとんどの人が分かります。説明がないと、わかる人とわからない人に分かれます。そんなことも楽しみながら,近江に生まれた苺物語のエンディングをそれぞれの方の中で楽しんでいただけたらと願います。パレットのお菓子作りは「素材の持ち味を生かす」見た目は普通でも、食べ終わると「また食べたい」と思っていただけるお菓子作りにポイントを当てて味を作っています。今回の苺スフレも同じような考えで、素材の旨味を生かすことに徹して、食べ終わると「また食べたい」と思っていただける仕上がりと思っています。
時代が激しく変化していっても、こうして味わう「自分の好きな味」は、ゆっくりと沁み込むように味わいたいと思うのです。誰がどこで作ろうが、味わいには意味はない。この味に心を癒され、また食べたいと思える。「心に残るお菓子作り」を大切にしたいと改めて思うプレス発表でした。
2023年12月26日火曜日
自分を大事にすることから
(Temporary Backup) 「インカの目覚め」で気づく
2023年12月2日土曜日
職場体験実習の中学生が書いた日報
10月頃から、市内の中学校からの依頼で、職場体験の中学生受け入れています。そんな中学生にも、日報にコメント書いてくださいと、指導している。言葉にすることで、その中学生の「一日の学び」は、化学変化を起こすと思っています。
そんな一人の中学生が書いた日報です。
「洗い物をしているときに「ありがとう」と、言われた。後片付けだけど、ケーキを作ることには必要なこと。それでも、言われてうれしかった。大きな仕事から、小さな仕事までたくさんあるけれど、どれも気持ちを込めてやることが大切だと思った。3日間たくさんにありがとうございました。一緒にたくさんのことができて、うれしかったです。」
とても素直なコメントに”中学生らしさ”を感じる文章表現が、すっと自然な感覚で、心にしみ込んできます。わずか3日間の体験学習で、そんな風に感じて頂けて、こちらから「ありがとう」を伝えたくなります。
小さな「気づき」を、今目の前の洗い物をしている自分から、ちょっと俯瞰してお菓子づくり全体をとらえて、自分の「学び」につなげていく。気づきを自分の学びにつなげる力は、どこから学んだのか?DNA?育った環境?・・・この人が日々の時間を共に過ごす人から自然と身に付けた感覚なのか?日々の目の前のことを素直に受け止められない私の小ささを感じます。止めているのは、ちいさな自分を頑なに守ろうとする”自己保存本能”だと思う。
2023年10月14日土曜日
滋賀県洋菓子協会主催技術講習会を開催しました。
前日にシェフと食事をして、直接話す時間がたくさんありました。経営のことや新人教育、製造体制など話は尽きることがなかった。ぼそっと「ケーキ屋さんとはあまり仲良くなれないんです」と、笑って話してくれて「同感です」と、応えた。お互いケーキ屋さんなんだけど?
2023年9月16日土曜日
自然の恵みを引き出す知見を手に入れたい
表題は 日本経済新聞で紹介されていたサントリー白州蒸溜所の有田工場長の言葉です。「全体のバランスが整い、たたずまいの良いウィスキーを作ることを心がけたい」との言葉をイメージで解釈する。
バランスが良い、たたずまいの良い・・・滑らかな味わいとともに、香りが広がり、ゆっくりと沁み込むように味わいが消え、なお余韻に浸る。ゆったりと長い味わいと香りが心地よいウィスキー。そんなイメージがわいてきます。
目指す味わいのために、麦芽の自製化に取り組む。自製化によって独自の味わいを作っていく考えのようです。10年後20年後が見えているのかと思います。生産性や効率を求める時代の中で、未来のあるべき姿をいま語り、取り組んでいく会社は強いと思います。
これは、サントリーという大きな会社だからという話で受け止めるのではなく、私たちのような小さなケーキ屋でも見習うことだと思います。今すぐに到達できなくても、そこを目指す。自然の恵みを引き出す知見を手に入れ、自製化した材料を使って「パレットオリジナルの味わい」を作る。
生ケーキでは、毎年国産イチゴがおいしい1月~3月の期間限定販売している「たっぷりいちご」のみおしずくバージョンなどは、すぐにでも準備ができる。いつも使っている「さちのか」と、味わいが少し似ているが、強みである香りが長く残る仕上がりと想像しています。1月から入荷次第ですが、おいしい滋賀県産イチゴタルトを販売していきたいと思います。
2023年9月8日金曜日
自家焙煎のコーヒーを飲みながら
自家焙煎したコーヒー豆で、豆を挽いて、コーヒーを淹れる。興味本位で買った自家焙煎機が、素人ながら、優れものだなって思う。何も考えなくても、おいしいコーヒーを味わえる事実にです。
コーヒー豆焙煎機MR-F60A・・・珈琲に対して、何の予備知識も持たないから、本を買い求めた。
筆者のプロフィールを見ていると、なんと滋賀県人だった。妙な親近感を感じながら、主催するサイト「百珈苑」をのぞいてみる。あかん、素人が立ち入るところではないと、直感した。おとなしく、自分のためのコーヒーを楽しもうと思った。
為末大さんの本「熟達論」を読んだ。その中に、「ZONEに入ると一瞬であっても主体なき世界を体験できる。すべてが関係しあっている世界から自由になるのは「自我」からの解放だ。」オリンピアの言葉を軽く受け流すと「没頭すると我を忘れる」と、いうことかと思います。
好きなことに浸り、我を忘れ、時間の経過からの解放される。おいしいコーヒーの味わいと香りには、そんな感覚があるのが不思議だ。それを論理的に学びたい気持ちもこの感じていることを誰かに説明しようという気もない。シンプルに浸りたい。ゆっくりと心に沁みてくるのを楽しみたいのです。コーヒー一杯を淹れるのに、1時間ほどかかるが「今の自分」には幸福な時間です。
2023年9月3日日曜日
静かなぜいたくの時代
チョコレートは難しくない
2023年8月22日火曜日
自分を大事にすることから
2023年6月4日日曜日
フランス産発酵バターを使ったリーフパイ
いつもバターを納品いただいている業者さんから、バター昨年実績を確保しましたが、これから欠品します。との連絡をいただいた。国内産バターで最高と思って使ってきた低水分バターが十分な量が確保できない事実に抗うことはできない。
低水分バターを使って作る「一番生地リーフパイ」と「プレーンサブレ」をフランス産発酵バターで試作をしてみた。低水分ではない発酵バターの良し悪しが出た。水分が多いことで、プレーンサブレは、しっかり感じていた「バターの旨みと香り」が、少し緩慢な味わいになって、優しく可愛らしい印象のサブレになった。
リーフパイは、発酵バターの持つ「柔らかい乳の旨みと香りの長さ」が印象に残る味に変わった。そして、驚いたのは「軽さ」これは、発酵バターの水分量が低水分より4%増えたことで変化したものです。この軽さが柔らかい乳風味の旨みと香りの長さとマッチして、絶妙に美味しいパイに変わりました。この味の調和も好きだなって思いました。
プレーンサブレは、入荷量は減るが低水分バターを使っていきます。このバターのしっかりした旨味と香りで、サブレの味わいを支えているので、このまま、販売を継続します。
個人的な好みの話ですが、休日のティータイムにゆっくりあじわいながら食べたいサブレです。鼻から抜けていく香りや後味の長さや余韻が素材の力やなって思うのです。
2023年3月26日日曜日
ワインエキスパート試験に受かった
歳を重ねても新たな挑戦ということで、トライした日本ソムリエ協会のワインエキスパート資格試験。昨日の晩御飯もちゃんと思い出せない記憶力で「大丈夫?」と、自問自答。それでも、知的好奇心を満たしたい欲求が渦巻く。
過去の経験則で「過去問をやっていたら受かるだろう」と、いう甘い期待と予測のスケジュールで取り組んだ一年目。過去問で80点以上取れる様になって「大丈夫だろう」で試験当日、過去問にもなかった想定外の問題が20%ほど出されてパニック。なす術もなく不合格。
一年後、2回目の学科試験。受験料は少し高くなるが同じ年に2回受けられる。試験終了をクリックするとモニターに大きく不合格と数秒で表示される。しばらくモニターから動けない。試験会場を出てプリントアウトされた不合格の文字にだめ押しされる。
3回目の試験。想定外の問題への対処を自分なりに考えた。クイズ番組「東大王」と、同じような直感的仮説から、自分の持っているであろう知見を集め、正解の確率が高いであろうと答える。試験終了のクリック、合格の文字に、自分の殻を一つ抜けた様な快感に満たされた。
次の年の受験もうやめようかと自問自答。合格という承認欲求から離れて、自分で納得できるところまでやろう。ワイン好きの気持ちで、ワインにどっぷり浸かろう。ワインを飲み物として評価することから離れよう。素直な気持ちになれたテイスティングの勉強はとても楽しくなった。そして、香りをとれる様になった。合格した。
経営者として、パティシェとして、この受験の顛末はカッコ良いものではない。ないけど、この顛末はまさに私の生き様。ぐだぐだになりながら光を求めて彷徨う。そして、それを愉しむ。私なりの知的好奇心の満たし方だ。これは、今後も変わらないようだ。
2023年2月19日日曜日
ブログを再開しようと思った
特別に「そうあらねばならない」理由はなどないが、ブログも含めて、facebook、Instagramなどをお休みしようと思った。実体を感じないつながりに興味を失ったからです。それより、目の前のことをもっと大事にしよう・・・単純にそんな理由でした。
先日、信用金庫の方との打ち合わせに、信用金庫でインターシップ研修中の学生さんが同席されていました。その初対面の学生さんに「どうして、ブログをやめたのですか?」と、質問され、重ねて「書いて欲しい」と、言われた。素直に感心した。私の以前書いたブログを読んで、そんなことを思ったんだ・・・ありがたいことだ。
それから、もやもやとしていたことが霧が晴れていくように消えていった。「今」の自分が感じている「今」や、思っている「今」を、伝える。そこに「いいね」の承認欲求は動かない。「今、自分を突き動かしている原動力は何か?」を、自分への問いかけるのに、このブログは有効だと気がついた。そして「知的好奇心の充足」があれば、承認欲求を抜けて、自己実現の欲求のステージで考えることにならないか?一歩間違えば自我の欲求をみたすだけだが、それも笑って読んでもらえたら嬉しい。
誰かのために・・と、いう漫然とした他者への貢献のイメージが、一人のインターン研修中の学生に教えていただいたと思う。ぼちぼちと「今」の気づきを言語化していこうと思います。









