昨年、B級品を分けて下さいとお願いして試作していた柿を、今年シーズンに入って注文をすると、今年から売らないことにしました。とのこと、仕方ないので、通常販売の2Lを発注。いつもの果実屋さんにサンプルと値段を確認するとはるかに安いし、モノもよい。産地直送も相手の生産者次第なのです。
助成金を出す滋賀県の思惑と現実、私どものような小さなケーキ屋で使う量が少ない加工業者は、相手にしていただけない。お取引がトントンと進み信頼関係を積み上げる生産者もいるが、本当に少数だなと感じています。愚痴ではなく、現実的に収穫期の忙しい時に「B級品」だけを、まとめて送るのは面倒なんだろうなと思います。人出が少ない中で、量も少なく、利益も望めない、結果お取引できないのかと思います。
パレットでも、作り立てのクリスマスケーキ製造のために、クリスマス期間(12/22~25)通常販売している商品の5%ほど販売をストップします。これは、面倒だからということではなく、厨房のキャパと人員の限界を超えるからです。
パレットと柿の生産者との意味合いは同じではないのですが、結果、お客様の満足感を失っているのは事実と思います。シンプルに、それを超えて「満足いただける作り立てのクリスマスケーキ」に、持てる力を集中したいと思います。