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2017年7月30日日曜日

子守アナウンサーオススメのスティーヴン・ガイズ著『小さな習慣』

盛和塾の世界大会で、元毎日放送のアナウンサーだった子守さんと席が隣になって、いろんなお話を伺った。元気で、何よりも声が大きく力があるので、つい聞いてしまう。元気をいただける声だと思いました。

そんな子守アナウンサーから送られる不定期のメルマガに、オススメの本ということで「小さな習慣」が、紹介されていた。一年前に読んで、今季の経営計画に取り込んで全社員で取り組んでいる所で、子守さんと感性がピタッとあったとちょっと嬉しかった。

子守さんも「大きな大きな経営目標を掲げよと教えられてきました。
しかし、お恥ずかしい話ですが、まったく達成できずにいます。

身近なところでは、ダイエットに挑戦したものの続かなかった
という体験をお持ちの方がほとんどではないでしょうか?

私自身、番組の企画でいわゆる炭水化物ダイエットに挑戦し、
3ヶ月で10キロ落とせば良いところをわずか1ヶ月で達成。
3ヶ月後には15キロの減量に成功したものの、いまでは
人生最大級のヘビー級チャンピオンにリバウンドしてしまいました。 大きな大きな目標を立て、
日々できないことを自分のせいにしてしまう、そのやり方こそが
問題なのであって、あなたが悪いわけではないのです、という
目から鱗の内容でした。書店のPOPに書かれていたように、
「指で鼻を触りましょう」というような、じつにバカバカしいと
思えるような、毎日抵抗なくできることに目標を小さく小さくして、
それを継続できれば、結果として大きなことが成し遂げられる
というお話です。

自分も含め、周囲にも強いていたやり方は、付いてこられる
人だけを対象として、落ちこぼれを作り続ける焼き畑農業で、
この「小さな習慣」を身に付けることこそが、みんなが笑顔で
成長できる方法と思う」
商品の詳細
先日、この話を短大の授業の中で話したが、学生はついてこなかった。話してる途中でモチベーションが落ちてしまった。もっと自分の中に落とし込んで話さないといけないなと反省。学生には難しかったというより、私の話し方がいけてなかったと思う。反省しつつ、自分を変えるきっかけ作りの小さな習慣づくりをやりきって、来年の製菓理論の授業で熱く語ってやる。

2017年7月24日月曜日

盛和塾 稲盛経営者賞を受賞

2016年7月13日、14日京セラ名誉会長 稲盛和夫氏が主宰する経営者の塾「盛和塾」の第24回世界大会が4800名が参加して、パシフィコ横浜で開催されました。本大会において「稲盛経営者賞」を受賞いたしました。



受賞基準は、塾生経営者約10,000名の中で特に素晴らしい経営を行い、優れた業績を上げた者に授与されるとのことです。この栄誉ある受賞は社員ズタッフ全員の日々の努力とお客様からの支持の賜物と考えております。心より感謝申し上げます。

ずっと受賞を目標に掲げて経営に取り組んでいたので、受賞の連絡を頂いた時は「えっ」と、言葉が出なかった。しばらく時間が経って、じわじわと喜びが湧き上がってきました。誰かに自慢するというよりも、自分によく頑張ったねという気持ちとスタッフにありがとう、お客様、業者さんにありがとうです。


ステージから見える景色の中で、職人経営者をハンディのような捉えていた。職人的なこだわりから経営の幅を狭くしている。もっと、経営に徹しないと、そんなことをずっと思っていた。それが、ステージに立った時にそうじゃない。これが強みだったんだ。と、気がついた。稲盛塾長に気づかされたという方が正確かもしれない。そして、とても清々しい気持ちになった。

その感じ方が正しいかどうかはどうでも良くて、結果を出せば良いのだ。その強みを生かして、結果につなげる。それだけのことだと気がついた。今更と言われるかもしれないが、職人的思考からなかなか抜けられないのです。


2017年7月8日土曜日

ちはやふるの空気感で作る滋賀のお土産

近江百人一首サブレを作って、販売を始めた。そもそも、大津市役所の観光振興課さんから、何か考えてくださいよっていう話。軽いノリで、ジャーと受けた。


いつものように職人的思考で、ものづくりに向かっていく。5品ほど考えて、市役所の人たちに試食していただくが、どれも美味しいがこれっていうものがない。からくれないのイメージで作った木苺のポルボロンは、なかなかの出来栄えだった。しかし、しっくりこない。


行き詰まった時に一旦リセットして、漂うように思考を解き放ち、お菓子のイメージを探る。近江神宮を歩いた時の森の涼やかな風と香り。これかなぁとひらめく。あとは、そのイメージに向かって、味わいを決め、材料を調整して、頭の中で試食する。

近江米を使ったサブレ。サクッと弾けるような食感。米の甘さと一緒に、近江神宮の森のイメージを味わいで表現する。ジンジャーとシナモンを重ねる。何枚も食べられる味に仕上げる。そんなことをレシピに落として新しい味わいが出来上がっていく。

お土産は、コース料理の最後に出てくるデザートと同じで、大津にきて良い思い出を家族や親しい友人と分かち合う時に食べていただくイメージ。ここで「あれ?」となっては元も子もない。素朴で力強く、わかりやすい美味しさで多くの人が笑顔になって欲しいと願う。地域密着のケーキ屋さんのできることをやっていく。