盛和塾の世界大会で、元毎日放送のアナウンサーだった子守さんと席が隣になって、いろんなお話を伺った。元気で、何よりも声が大きく力があるので、つい聞いてしまう。元気をいただける声だと思いました。
そんな子守アナウンサーから送られる不定期のメルマガに、オススメの本ということで「小さな習慣」が、紹介されていた。一年前に読んで、今季の経営計画に取り込んで全社員で取り組んでいる所で、子守さんと感性がピタッとあったとちょっと嬉しかった。
子守さんも「大きな大きな経営目標を掲げよと教えられてきました。
しかし、お恥ずかしい話ですが、まったく達成できずにいます。
身近なところでは、ダイエットに挑戦したものの続かなかった
という体験をお持ちの方がほとんどではないでしょうか?
私自身、番組の企画でいわゆる炭水化物ダイエットに挑戦し、
3ヶ月で10キロ落とせば良いところをわずか1ヶ月で達成。
3ヶ月後には15キロの減量に成功したものの、いまでは
人生最大級のヘビー級チャンピオンにリバウンドしてしまいました。 大きな大きな目標を立て、
日々できないことを自分のせいにしてしまう、そのやり方こそが
問題なのであって、あなたが悪いわけではないのです、という
目から鱗の内容でした。書店のPOPに書かれていたように、
「指で鼻を触りましょう」というような、じつにバカバカしいと
思えるような、毎日抵抗なくできることに目標を小さく小さくして、
それを継続できれば、結果として大きなことが成し遂げられる
というお話です。
自分も含め、周囲にも強いていたやり方は、付いてこられる
人だけを対象として、落ちこぼれを作り続ける焼き畑農業で、
この「小さな習慣」を身に付けることこそが、みんなが笑顔で
成長できる方法と思う」
先日、この話を短大の授業の中で話したが、学生はついてこなかった。話してる途中でモチベーションが落ちてしまった。もっと自分の中に落とし込んで話さないといけないなと反省。学生には難しかったというより、私の話し方がいけてなかったと思う。反省しつつ、自分を変えるきっかけ作りの小さな習慣づくりをやりきって、来年の製菓理論の授業で熱く語ってやる。