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2010年3月23日火曜日

国宝 耀変天目茶碗を見る

東京に行く用事があって、いつもなら、ケーキ屋さんめぐりをがっつり。今回は、友人の奥さんから「東京でないと、見れないものがたくさんある」と、いう話に刺激されて美術館巡りをしようと思った。
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WEBで調べると世界に3つしかない耀変天目茶碗が二子玉川にある静嘉堂文庫で公開されていた。「見たい」と、思った。戦国武将が領地と引き換えに茶道具をほしがったという狂気。それが、今の時代にまで残っている。同じものを見たからと言って、その狂気を感じ取れるはずもないが、この目でみたい。
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宇宙の色合いだった。銀色、緑色、ブルー、微妙な虹色の変化、何ともいえぬ色合いだ。戦国時代から、様々な人の手を経て、ここにある。圧倒的な存在感。美しい茶碗だ。その事実に、立ちすくむだけ。領地と引き換えに欲しがった唐物茶入れも飾ってあった。興奮した。
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今売れているケーキデザインを勉強することと、単純に比較できないが、この茶碗の持つ存在感に触れて、自分の進むべき道に対して近視眼的になっていたように思う。もっとゆったりと、お客様に喜んでいただけることを、今以上に本気で、創造していこうと思う。国宝の茶碗を見て、この考えに至るところが、いかにも前田だと自分を笑う。

2010年3月20日土曜日

大阪ガス草津教室で記念写真

ここ何年ぐらい続いているんだろう?記憶もあいまいだが、請われるままに講師を引き受けている。今日の教室は、苺の季節に合わせて「フレジェ」です。
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その中で、福井県境に接する、滋賀県最北の長浜市より、こられている池野先生が、お国のためにと産休。7か月半と言っていたが、後ろ姿は、もう12ヶ月くらいになっている。で、しばらくお休みとのことで、記念撮影をしましょうという話になりました・・・パチリ。
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ふと考えると、前田が呼ばれなかったら再びあえないやんな。ちゅうことは、この写真は、前田が再び草津の教室に立たないかも・・・ってことでの記念なんかな?そうなったらそうなったで、仕方ないと開き直り。声をかけていただける間は、感謝の気持ちを持って、美味しく、楽しく、わかる教室を心掛けたいと思います。

2010年3月16日火曜日

社員からの誕生日プレゼント

誕生日だ。社員がそれぞれ趣向を凝らしたメッセージカードのファイルをもらった。いつもに増してみんな気合が入っている。
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表紙の似顔絵、ちょと違う。
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美大生バイト安田はセンスがいい。仕事が細かい。すごい。
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全店でたった一人の現役高校生バイト竹岡の気合を感じる。
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安東マネージャーもそのセンスの良さできれいにまとめている。
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今年入社の中村のかわいいメッセージに、笑い涙が出る。みんなありがとう。
みんなの言葉をいただき、よっしゃやるぞぅ〜♪という気持ちと、ありがたいなという感謝の気持ちが、重なって、ほのぼのと温かい気持ちになる。

そして、今日は菓子技能士の合格発表の日
パレットから1級菓子技能士に、山本、安東の2名合格。女性での合格者は全部で3名。そのうち二人がパレットにいるなんてすごい。そして、2級菓子技能士に谷森が合格。受験者全員が合格。8年連続合格者が続いた。これもめっちゃうれしい。

誕生日メッセージの中に、いつか社長を追い越します。という言葉があった。そうや前田は、みんなの踏み台や、どんどん超えて成長してほしい。そして、自らも成長していこうと素直に思う前田社長でした。

2010年3月14日日曜日

名刺からオーラ

ディズニーランドのすぐ横にあるホテルで行われた、経営の勉強会に行ってきました。ネクタイ締めて、リゾート気分の人たちでごった返す中を会場に急いだ。部屋からは富士山が見えた
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尊敬する稲盛さんがボランティアで主催する中小企業経営者の勉強会です。今回は、たまたまチェックインに向かったフロント近くのホテル入口でばったり稲盛さんにお会いました。言葉を交わせる立場でもないので、笑顔とお疲れ様の気持ちで見送る。「ラッキー!こんなに近くで、お会いできるとは…」
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1000名近くの人が集う例会。稲盛さんははるか遠く。懇親会が始まって、80ほどあるテーブルを、稲盛さんがJALの名刺を持ってあいさつに回りだすと、会場は騒然としてきた。自分のテーブルに近づいてくる、ばったりと稲盛さんと向い合せになって、しっかりと握手をしていただき、名刺をいただいた。オーラに直接触れた。
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特別な宗教にはまっているわけでもないが、稲盛さんに触れると元気が出る。稲盛教と言われればそうなのかもしれないが、フィロソフィーだけではない。アメーバー経営の両輪で、経営を正していく。少しずつだが良くなっていると感じています。
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頂いた温かい「心」を、感謝の気持ちを持って、スタッフ、お客様に伝えていきたい。心を高める、経営を高めるです。感謝。

2010年3月9日火曜日

カフェのホットミルク

パレットアトリウム(本店2F)にあるスィーツカフェ シナモニ出だしているホットミルク。たまたまスタッフが準備している横を通った時、牛乳が沸騰していた。「これ何?」「ホットミルクです」「バカモン、こんなに沸騰させたらあかんやろ」「・・・・?」「なんで、わからんのや?」「????」
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会話がかまない。飲み比べをさせた.体で覚えたことはなかなか忘れんもんや。牛乳は、75度までの加熱で、これを超えるとホエータンパクの熱凝固が始まる。一般的に言う牛乳の膜である。これができると味が変わる。要するに「まずい」のだ。
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パテシェがやるカフェで、こんなんだしてたらあかん・・・即刻マニュアル化の指示。一定量の牛乳を、IHの目盛りを固定し、75度になるまで、何分かかるか?数値化して、その通りの作業を全員に伝える。ポイントは、75度だ。

味の感じ方はいろいろだとお客様を見て思う。コーヒーでも最高級の豆を使い、一定温度でドリップするマシンだが、お口に合わない方がいるようだ。渋み酸味と微妙なバランスでの好みがあるのかと思う。前田的には、香料の入ったものや、酸味料で調整したコーヒーの味わいは、できたら口にいれたくない。こうした挽きたての豆からドリップしたものは味わいの変化はあるが普通においしいと思う。

味わいの表面的なところではなく、本質の部分でちゃんとするカフェドシナモニでありたいと思います。

2010年3月8日月曜日

献血に行ってきた

今日は、店舗ミーティングであちこちの店に行く日。途中に寄ったイオンモールに、献血車が止まっていたので、暇そうな橋本マネージャーに「一緒にいかへん?」と、誘う。「初めてなんです…」と、ひるんでいたが、連れて行った。
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向かい合って、仲良く献血。片手で撮ったのでぶれた。

世のため、人のためになることを、ちょっとでも実践していこう。経営の課題も行き詰まったら、ここに戻って考えないとね。お客様に喜んでいただけることを、一杯一杯積み重ねて、大きな喜びにつなげていく。積小為大の考え方です。ウオッシャーと、血を抜いて気合を入れる前田でした。

2010年3月1日月曜日

花所望

月一回のお茶のお稽古。師匠の、優しくも厳しい言葉にいつも新たな気づきをいただく。今回は、「お花を生けてください。」とのこと・・・こういうのは嫌いじゃないが、その時の自分の気持ちをコントロールしないと出来栄えに影響すると思っている。いけてやるぞ〜みたいな我が強く出ると、見ていてうっとうしい。かといって、おどおどとこんなんでいいのかなと、思いながらいけると、イライラする仕上がりになる。心を落ち着けて、あるがまま野辺に咲くがごとき、花の良さを引き出せればと思う。
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ひな祭り前だったので、掛け軸もひな祭りでした。
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花器は、削り大根 萩焼です。お稽古の時に、その名前を思い出せずに「切干大根」と、自信満々に答えて一同の爆笑を受けた。いつもながら、師匠も笑わずにはいられないような頓珍漢。この後は、足がしびれて動けない、リハビリ時間の後にけいこ再開。とてもやないけど、よそのお茶会に行くなんてことはできない。

立派な切干大根ですな…って言った途端そのお茶会の空気が一瞬で凍る。懐の深い方は、そんな時にどうこたえてくれんだろう?それもみたい気もするが、人に迷惑をかけることはしたくないので、精進を重ねて行こうと固く心に誓うのでした。