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2018年9月25日火曜日

地産地消のケーキ屋さん

 「シャインマスカットを食べたくなった」からと、パレットスタッフのお母さんが近江八幡市の空色農園さんにシャインマスカットを買いに行ったときの話。



 「電話で買いに行きます」って、母が伝えたら「シャインマスカット販売分が全くないけど、予約キャンセル分がたまたまあるので、それをお分けします」とのことで買えたそうです。その買い物のついでに「うちの娘がパレットで働いているんです」の一言で、空色農園さんの方が「パレットさんにうちのブドウ使っていただいて、お世話になっているんです」と、いろんなお話をしていただき、とっても会話が弾んだという。



 そんな話を家でお母さんから聞いた娘(パレットスタッフ)が、仕事中の何気ない会話の中で、教えてくれた。確かに、シャインマスカットの収穫が終わって、パレットでの販売終了は、1週間ちょっとはたっている・・・。あるんなら分けてよっていう話になってしまうと、笑いながらいい話だなと思った。



 地産地消は、その土地で収穫されたものを、その土地で消費するという”もの”だけ話だけではなく、この地域に暮らす人たちのつながりに広がっていく。地産地消の本質だなと思ったのです。小さなケーキ屋がたいしたことはできないが、こうした世の中の小さな心地よいつながりが広がっていくのは、素直にうれしく思う。たまたまの話かもしれないがスタッフと「ええ話やな。お母さんにありがとうって、ゆうといて」と、その場を終わったが、後々とても気持ちの良い話と思った。




 そのうれしさと合わせて”この地域に、なくてはならないケーキ屋”でありたいなと思いました。素直に感謝です。