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2014年5月15日木曜日

西日本洋菓子コンテスト、審査終了(≧∇≦)


早朝5時起床から、ようやく審査終了。この後にも、表彰式、懇親会と長いボランティアの一日です。


遠い昔に選手として参加して、ボロボロになっていた。しかし、その時に得た経験は、何にも代え難いものになったと思う。手が震える、緊張状態での細かい仕事。大きく息を吸って、落ち着こうとするが、呼吸に集中できない。そんなことを繰り返していた。それでも、コンテストで学ぶものは、多いと思う。


個性を伸ばすというのは、こうした枠の中に入ることで、伸びるものだと思う。枠にはまらずっていうのは、もっと後の話だ。枠の中に入るというのは、窮屈でしんどいものだが、入らないとわからないことがある。こうした話をすると、説教になるんだろうな。


こうした思いは、歳を重ねた経験者のほとんどが口を揃えて言うが、伝わらない。こうしたことも、枠の中に入って、経験で学ぶものなのだろう。


飛ぶ鳥、後を濁さず。

新卒で、専門学校から入社してきた社員が、退職する。

遠方の店からも、仕事を終えてたくさんのスタッフが集まって、9時からの開会。その気持ちが嬉しい。
笑顔で「ありがとうございました」と、言って退職して行く社員へは、みんなも「頑張れよ!」と、送ってあげることはできる。しかし、全部の社員がそうではない。

結果の違いは、インサイドアウトで考える人と、アウトサイドインで考える人の違いと思う。それは勤続の長さでも、その人の能力やスキルとかでもない。その人のものの見方、考え方の違いだと思う。

「飛ぶ鳥あとを濁さず」簡単そうだけど、なかなか難しい。だけど、とても大切。


社員を送るにはさみしいけど、やはり「パレットに入社してくれてありがとう」「出会えて、一緒に働けてありがとう」「幸せな人生を歩んで欲しい」そんな思いで終わった送別会でした。感謝です。

2014年5月6日火曜日

木をそだてるプロの話

いつもお世話になっている、辻井造園の辻井社長に「店の真ん中にある、カツラの木にカイガラムシがついてるから、なんとかして」と、お願いした。殺虫剤か何かかけて、終わり、もしくは、木を切ってしまう、程度に考えていた。

社長の話「木も生き物、虫も生きています。そんな簡単な話ではない。まず、虫がつかない丈夫な木にしていかなあきません。で、虫の着いているところは、日当たりが悪い、風が通っていません。枝を切って、日当たりをよくする。風を通す。そうして、虫がいられんようにすること。自然の中で、ともに生きるように考えんとあきません。一年かかる話です」

納得する話。社員一人一人の人間的成長を願うが、ともすると、殺虫剤かけて、枝切ってしまう発想になる。「ともに生きる」を考える。人も、ゆっくりゆっくり育っていくんだろうな。自然なことだ。新たな学びに感謝。

2014年5月1日木曜日

大津プリンスホテル 佐野総料理長のパフォーマンス

大津プリンスホテルで、佐野総料理長が直接料理を作ったり、目の前でのパフォーマンスを披露してくれた。

料理は、とても美味しかった。コンソメスープにワンタンのようなものを入れた中華料理のような洋食。これが、なんとも絶妙なところに、味わいが収まって行く。食べながら、思わずニンマリしてしまう、味わいの変化と余韻がある。そして、記憶に残る味わいだ。

総料理長は、多分忙しいだろうから、厨房で腕を振るうことはあまりないと思う。でも、パフォーマンスだからと言って、適当にということはないようだ。写真の顔も、総料理長の仕事への姿勢が出ている。

一流のプロの仕事はきれいだ。プロの仕事を見ながら、料理をいただくのは、魂がふれあうような瞬間に感じる。料理は、命をいただく。そして元気になる。ほんの二時間ほどでしたが、ありがたい時間に感謝です。