「電話で買いに行きます」って、母が伝えたら「シャインマスカット販売分が全くないけど、予約キャンセル分がたまたまあるので、それをお分けします」とのことで買えたそうです。その買い物のついでに「うちの娘がパレットで働いているんです」の一言で、空色農園さんの方が「パレットさんにうちのブドウ使っていただいて、お世話になっているんです」と、いろんなお話をしていただき、とっても会話が弾んだという。
そんな話を家でお母さんから聞いた娘(パレットスタッフ)が、仕事中の何気ない会話の中で、教えてくれた。確かに、シャインマスカットの収穫が終わって、パレットでの販売終了は、1週間ちょっとはたっている・・・。あるんなら分けてよっていう話になってしまうと、笑いながらいい話だなと思った。
地産地消は、その土地で収穫されたものを、その土地で消費するという”もの”だけ話だけではなく、この地域に暮らす人たちのつながりに広がっていく。地産地消の本質だなと思ったのです。小さなケーキ屋がたいしたことはできないが、こうした世の中の小さな心地よいつながりが広がっていくのは、素直にうれしく思う。たまたまの話かもしれないがスタッフと「ええ話やな。お母さんにありがとうって、ゆうといて」と、その場を終わったが、後々とても気持ちの良い話と思った。
そのうれしさと合わせて”この地域に、なくてはならないケーキ屋”でありたいなと思いました。素直に感謝です。
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