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2018年2月26日月曜日

菩提寺北小学校で「夢学習」授業の講師を務める

菩提寺北小学校からの依頼で「夢学習」の授業の講師を務めた。小学校6年生で4月から新中学生の子たちだ。小学校を卒業する前に、中学生になって、将来の夢をより具体的に描いて欲しいという先生たちの願いを受けての授業でした。

話すことは、普段社員に向かって話すこととほぼ同じで、特別に小学生に向かってというものではない。自分を成長させるのは、自然の法則と同じ。土を耕して、タネを巻いて、水をやって、肥料をやって、雑草を取り除いて、芽を出して、幹を伸ばし、葉を広げ、花を咲かせ、身を実らす。植物は、それを自分の力でやり通す。成長しなかったら即死が自然の法則。人も同じ、だれかが育ててくれるわけではない。自立心、自律心を持って自らを成長させることが求められている。




パティシェにとっての成長は、日々の食事をちゃんとするところから始まる。五感を鍛えることで、感じることを増やす。つまり、インプット量を増やす。インプット量を増やすと、アウトプットの量も質も豊かになる。豊かな表現力につながる。感じることを増やすためには、練習が必要。毎日練習する。学校で勉強することと同じだ。練習(勉強)したことは、裏切らない。

難しいことを頑張れというのではない。やろうと思って、できることをちゃんとやることが大事。目を見て、元気に挨拶する。約束を守る。掃除をちゃんとする。使ったものは元に戻す。ゴミが落ちていたら拾う。助けてもらったらありがとうをいう。そんな、やろうと思ったことをちゃんとやり続けることで、良い習慣が身につく。良い習慣は、良いことに繋がって行く。幸せの連鎖につながっていきます。




パレットのスタッフは良い習慣を作るために、3ヶ月ごとに、小さな行動、言動、健康目標を立てて取り組んでいる。靴を脱いだら揃える。使ったら元に戻す。気がついたら、すぐやる。迷ったら、すぐ決める。どれも頑張らなくてもできるものだが、習慣化には90日かかる。どんどん成長するスタッフと、途中で諦めてしまうスタッフがいる。どれもが、いま必要なことなんだと思う。成長は人それぞれです。話すことで、自分の中に落ちてくる。こうすた機会は、本当に成長の機会になる。感謝です。


2018年2月13日火曜日

和邇小学校で職業講話

依頼を受けて、大津市の和邇小学校で職業講話に行ってきた。学校に入ったときの空気感が柔らかい印象だった。廊下で会う職員さんや先生皆さんが目を合わせて挨拶をいただける。校長室に入ったら、もっとびっくりした。



型通りの名刺交換の後で、何気ない世間話かと思いきや、話がトントンと重なり、広がって行く。とにかく面白く、ためになる。満面の笑顔で、話すのは好きですねとさらっというが、話が上手でこちらが食いついてしまう。話が面白く、ためになるのでメモしようかなと思ったけど、せっかくの空気が沈むの嫌だし、集中して話を覚えようと思った。

中学校の同窓会「お前、何も変わらんな」と、友人の言葉に、そんなことあるか、俺は教員としても、校長になっても幾多の困難を乗り越えて人間的成長をしてきた。変わっているはずだ!しかし、友人たちとの関係性、いわゆる人間関係での距離感という意味で、お前の本質は変わっていないよなって感じで受け止めると、そうかもしれないと思う。実際、そういう学術的な研究データーもあって、中学生の友人たちとの関係性、距離感、立ち位置など、何も変わっていないのかと思います。つまり、成長していないっていうことですね。と、大笑い。



団塊世代の先生が退職されて、大学出て教員資格をとったばかりの先生が増えています。そんな新任の先生でも、いきなり担任を持つ事になるのがいまの現状です。それで、先生たちに、授業であった事を職員室で話してくださいと言っています。そうすると、先輩の先生たちがあーだこうだと話す。職員室がとても賑やかです。職員室の人間関係が良いと、子供達の顔も明るくなって、学校ももあかるくなります。職員室が暗いと学校は荒れます。この校長先生すごい!ケーキ屋さんでも同じ、店の中の人間関係がよければ店は明るくなるし、みんな元気だ!

このまま、ちょっと一杯飲みに行きましょうか?って誘いたくなるノリだった。初対面で、こんなに話が弾むのは、波長が会うというのもあるのだろうが、やはり校長先生の人間的魅力と思う。こんな先生に小学校で出会っていたら、憧れて先生になろうって思うのかな?人生の選択が変わったかもしれないなと思う。この年になっても、お出会いできてよかったと思う先生でした。感謝です。