話すことは、普段社員に向かって話すこととほぼ同じで、特別に小学生に向かってというものではない。自分を成長させるのは、自然の法則と同じ。土を耕して、タネを巻いて、水をやって、肥料をやって、雑草を取り除いて、芽を出して、幹を伸ばし、葉を広げ、花を咲かせ、身を実らす。植物は、それを自分の力でやり通す。成長しなかったら即死が自然の法則。人も同じ、だれかが育ててくれるわけではない。自立心、自律心を持って自らを成長させることが求められている。
パティシェにとっての成長は、日々の食事をちゃんとするところから始まる。五感を鍛えることで、感じることを増やす。つまり、インプット量を増やす。インプット量を増やすと、アウトプットの量も質も豊かになる。豊かな表現力につながる。感じることを増やすためには、練習が必要。毎日練習する。学校で勉強することと同じだ。練習(勉強)したことは、裏切らない。
難しいことを頑張れというのではない。やろうと思って、できることをちゃんとやることが大事。目を見て、元気に挨拶する。約束を守る。掃除をちゃんとする。使ったものは元に戻す。ゴミが落ちていたら拾う。助けてもらったらありがとうをいう。そんな、やろうと思ったことをちゃんとやり続けることで、良い習慣が身につく。良い習慣は、良いことに繋がって行く。幸せの連鎖につながっていきます。
パレットのスタッフは良い習慣を作るために、3ヶ月ごとに、小さな行動、言動、健康目標を立てて取り組んでいる。靴を脱いだら揃える。使ったら元に戻す。気がついたら、すぐやる。迷ったら、すぐ決める。どれも頑張らなくてもできるものだが、習慣化には90日かかる。どんどん成長するスタッフと、途中で諦めてしまうスタッフがいる。どれもが、いま必要なことなんだと思う。成長は人それぞれです。話すことで、自分の中に落ちてくる。こうすた機会は、本当に成長の機会になる。感謝です。
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