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2018年7月8日日曜日

花を咲かす人と咲かせない人の違い

先日、ビジネス週刊誌に「上司の創造力の欠如は、新入社員の離職を招く」という記事が掲載されていた。上司が新人に一回教えて「あとやっておいて、わからないことがあったら質問して」は、ひどい。創造力のない上司はだめだ。と、いうような趣旨だった。言いたいことはわかるが、なんか違う。


花を咲かす人と咲かせない人の差は、紙一重程度だと思う。紙一重の差は、自己信頼残高とパラダイムの違いだと思う。自己信頼を高めるための、自らが経験して学ぶことの絶対量が不足している。さらに言えば、不足していることがわかっていない。根拠のないこんなもの、みんなと同じという意味のない安心感に浸っている。そこに、経験の少なさから突如沸き起こる不安と恐怖に一人パニック制御不能状態。



制御不能になった経験から、自らを守るためのバカの壁を作り、壁のために他者との関係性づくりに時間がかかる悪循環。それを自虐的にコミュニケーション障害と自分でいう。



ビジネス週刊誌の記事批判になるが、創造力の欠如によってというのは、創造力のない記事だと思う。アウトサイドインのパラダイムだ。その人に、与えられた環境がどうあれ、置かれたところで花を咲かす気持ち、インサイドアウトのパラダイムか、どこで花を咲かそうか?と、自己都合優位で咲く場所を探すアウトサイドインのパラダイムは、紙一重の差だ。さらに、こうした記事を読むと、世の中全体で花を枯らしているように思える。



どんなに時代が変わっても、人が育つ原理原則は変わらない。そして、商品やサービスでの差別化がわかりにくくなったこの時代においては、この人間力の差、つまり教育力の差が、結果につながっていくように思います。

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