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2018年3月5日月曜日

近畿財務局での意見交換会

近畿財務局、滋賀県事務所からの依頼で、意見交換会に出席させていただいた。私のようなものが出席してどんな意見が求められるのか?単純に、無理やん。と、思った。一方で、自分の生活のテリトリーの中で、まず出会うことのない人たちと出会って、自分はどのような対応をする人なのかという、好奇心もいつものようにムクムクと頭を もたげる。



自分をさらけ出す怖さや恥ずかしさ。この場合であれば無知な部分であったり、財務局の方の話についていけな理解力のなさだったりだ。また、意見を求められて、意見をまとめる力のなさなどもあらわになると思う。考えれば不安は底なし沼のごとく深まって行く。決して、自信があるわけではない。むしろない方だ。暗闇を心臓をばくばくさせながらさまよう感じだ。しかし、これもある程度考えて、結論は自分自身を取り繕っても仕方ない、あるがままで気付くことも、学ぶこともあるだろう。と、居直ってしまう。


これは腹が座るとかではなく、また、自分に自信があるとかではない。単純に、そうした痛みに対して鈍いという特性が自分にはあるからだと思う。鈍感力だ。合わせて、辛抱強いで、痛みに耐えられるのかと思う。寒さ暑さに強いというのと同じだ。つまり辛抱できるかどうか?与えられた環境に対しての許容する力の話。冷え性とか血の巡りがという体の機能の問題や育った環境の違いも影響するのだろうが、北海道で生まれたら沖縄で暮らすことができないのか?と、いう話かと思う。


意見交換会では、予期していたような不安は払拭された。自分の世界にとどまっていてはいけないなと改めて思った。その後の懇親会に、パレットのしあわせスフレを差し入れして、意見交換会では見られない皆さんの笑顔と出会った。お菓子の力ってすごいな。私は、やっぱりお菓子を通じての表現者がいいなと思った。




2018年2月26日月曜日

菩提寺北小学校で「夢学習」授業の講師を務める

菩提寺北小学校からの依頼で「夢学習」の授業の講師を務めた。小学校6年生で4月から新中学生の子たちだ。小学校を卒業する前に、中学生になって、将来の夢をより具体的に描いて欲しいという先生たちの願いを受けての授業でした。

話すことは、普段社員に向かって話すこととほぼ同じで、特別に小学生に向かってというものではない。自分を成長させるのは、自然の法則と同じ。土を耕して、タネを巻いて、水をやって、肥料をやって、雑草を取り除いて、芽を出して、幹を伸ばし、葉を広げ、花を咲かせ、身を実らす。植物は、それを自分の力でやり通す。成長しなかったら即死が自然の法則。人も同じ、だれかが育ててくれるわけではない。自立心、自律心を持って自らを成長させることが求められている。




パティシェにとっての成長は、日々の食事をちゃんとするところから始まる。五感を鍛えることで、感じることを増やす。つまり、インプット量を増やす。インプット量を増やすと、アウトプットの量も質も豊かになる。豊かな表現力につながる。感じることを増やすためには、練習が必要。毎日練習する。学校で勉強することと同じだ。練習(勉強)したことは、裏切らない。

難しいことを頑張れというのではない。やろうと思って、できることをちゃんとやることが大事。目を見て、元気に挨拶する。約束を守る。掃除をちゃんとする。使ったものは元に戻す。ゴミが落ちていたら拾う。助けてもらったらありがとうをいう。そんな、やろうと思ったことをちゃんとやり続けることで、良い習慣が身につく。良い習慣は、良いことに繋がって行く。幸せの連鎖につながっていきます。




パレットのスタッフは良い習慣を作るために、3ヶ月ごとに、小さな行動、言動、健康目標を立てて取り組んでいる。靴を脱いだら揃える。使ったら元に戻す。気がついたら、すぐやる。迷ったら、すぐ決める。どれも頑張らなくてもできるものだが、習慣化には90日かかる。どんどん成長するスタッフと、途中で諦めてしまうスタッフがいる。どれもが、いま必要なことなんだと思う。成長は人それぞれです。話すことで、自分の中に落ちてくる。こうすた機会は、本当に成長の機会になる。感謝です。


2018年2月13日火曜日

和邇小学校で職業講話

依頼を受けて、大津市の和邇小学校で職業講話に行ってきた。学校に入ったときの空気感が柔らかい印象だった。廊下で会う職員さんや先生皆さんが目を合わせて挨拶をいただける。校長室に入ったら、もっとびっくりした。



型通りの名刺交換の後で、何気ない世間話かと思いきや、話がトントンと重なり、広がって行く。とにかく面白く、ためになる。満面の笑顔で、話すのは好きですねとさらっというが、話が上手でこちらが食いついてしまう。話が面白く、ためになるのでメモしようかなと思ったけど、せっかくの空気が沈むの嫌だし、集中して話を覚えようと思った。

中学校の同窓会「お前、何も変わらんな」と、友人の言葉に、そんなことあるか、俺は教員としても、校長になっても幾多の困難を乗り越えて人間的成長をしてきた。変わっているはずだ!しかし、友人たちとの関係性、いわゆる人間関係での距離感という意味で、お前の本質は変わっていないよなって感じで受け止めると、そうかもしれないと思う。実際、そういう学術的な研究データーもあって、中学生の友人たちとの関係性、距離感、立ち位置など、何も変わっていないのかと思います。つまり、成長していないっていうことですね。と、大笑い。



団塊世代の先生が退職されて、大学出て教員資格をとったばかりの先生が増えています。そんな新任の先生でも、いきなり担任を持つ事になるのがいまの現状です。それで、先生たちに、授業であった事を職員室で話してくださいと言っています。そうすると、先輩の先生たちがあーだこうだと話す。職員室がとても賑やかです。職員室の人間関係が良いと、子供達の顔も明るくなって、学校ももあかるくなります。職員室が暗いと学校は荒れます。この校長先生すごい!ケーキ屋さんでも同じ、店の中の人間関係がよければ店は明るくなるし、みんな元気だ!

このまま、ちょっと一杯飲みに行きましょうか?って誘いたくなるノリだった。初対面で、こんなに話が弾むのは、波長が会うというのもあるのだろうが、やはり校長先生の人間的魅力と思う。こんな先生に小学校で出会っていたら、憧れて先生になろうって思うのかな?人生の選択が変わったかもしれないなと思う。この年になっても、お出会いできてよかったと思う先生でした。感謝です。




2018年1月28日日曜日

北海道でスノーボード

4日間もつかな?体力に少しの不安を感じながら、休みをいただいて、古くからの友人たちと北海道にスノーボードに行ってきた。技術レベルがほぼ同じなので、同じリズムで滑れる。これは、結構大事なポイント。合わせて、話のリズム、笑いと美味しいのポイントが合う。これは、今更というか旅行に行くかいかないかの前に選択しているように思う。波長の合う友人との楽しい時間を持てるのは幸福だ。





波長が合うは、友人に限ったことではない。初めて出会う人でも長年の知り合いでも同じだ。歳を重ねて、この点への感性が鋭くなっているのと、選択が厳しくなってきたと自分で感じる。それは、経験もあるのだろうが、自分の身を守る思いが強く影響していると感じる。失うものが多いからという意味ではない。そういう視点でいうなら、以前に比べ開き直ってきたと思う。「なるようになる」と思っている。





波長の合わないままに時間を過ごしたくない理由は、相手にも失礼で、お互い無駄って感じるからだ。だから、用件が終われば、話を終わりにしたいと思っている。営業の人などは特に、無作為にご挨拶だけでもとアポイントを取りにくると会いたくない。相手の利益を考えればわかるのだろうが、自分の利益ばかりを主張する。つまり、利己心100%だ。





北海道のパウダースノーに合わせたボードを準備して挑んだ。怪我をしたくないという気持ちが強くなってビビリが入っていると感じる。同時に、もっと上手になりたい、体力ももっとつけたいとも思う。北海道の大いなる自然と波長を合わせながら、幸せな時間を堪能した。利己心100%の人でも笑顔で話せそうだ。いつも、そんな人でありたいとつくづく思う。つまり、相手が問題なのではない、問題は自分自身の中にある。楽しく幸福な時間も、作るのは自分自身の日々の努力。こうした時間を増やすために、もっと日々を一生懸命にと思った。



2018年1月7日日曜日

美味しくなった

褒めていただけるのは嬉しいのだが、何と比べているのだろうと思う。相対比較の美味しいは、根拠がわからないとただの思い込み。そして、味わいは個人の主観。ましてや、去年のより美味しいって言われても共感できない話だ。

元プロ野球選手の江夏さんが私の履歴書の中で、記者の投票で決まる、つまり、人の主観で決める「今年度のMVP」に関心はない。と、言い切っていた。ものすごい好成績を残した年に選ばれなかった、人の好き嫌いで決まる賞だと感じたそうです。

ネットで流れる情報の40%は、フェイクニュースという話を聞いた。大手メディアの情報操作、偏り報道が話題になっているが、確かに、大手だから信用できるとは言い切れないのかと思う。そんな視座で、テレビの報道番組を見て行くと偏りを感じる。実際に起こっている「事実」を伝えるだけでも受け取り方の違いと、そこに介在する人のパラダイムで伝え方が変わるという事実受け入れるしかない。人が入ることで、事実が揺らぐのだ。



「美味しい」も、同じ話だと思う。だから、自分が美味しいと思うものを作り、販売する。味の軸は、他者との比較ではない、自分の中の絶対味覚だ。

毎年この時期に、たっぷりいちごのタルトを販売している。クリスマスのピークに合わせたイチゴの苗から、今のいちごが一年の中で最も味わいが安定するからだ。しかし、自然素材だから、全てのイチゴが同じ糖度、色合いではない。さらに、人の手作りだから揺らぐものだ。





味わいは、揺らぐから良いと思っている。機械で作る工業製品ではない。そして、食べながら自分も揺らいでいる。それをいい加減と怒る人もいるだろうし、手づくりの良さという人もいると思う。居直るわけではないが、一つ一つが絶対的に違う価値を持っている。一つ一つが同じではない。手を抜く話ではない、たいそうに言うと一つ一つに魂を込める。そこに、手作りのお菓子屋さんの使命と存在価値があると思うのです。

2017年12月28日木曜日

心温まる年末の挨拶状

建築デザイン事務所の担当者から、年末の挨拶状をいただく。スタッフを褒めていただく言葉に心が温まる。



パレットフィロソフィーに書いている言葉。「大家族主義で経営する」尊敬する稲盛さんの言葉です。社員の数が増えることで、だんだん難しくなっていると感じている。そんな中で頂いた暖かい言葉だから、素直に嬉しい。この建築事務所も同じような空気感があって、おつきあいしていても、細やかな心遣いを感じる。いつもありがたいなと思う。

自分たちが心込めて作ったケーキを他と比べて点数つけられて、どうのこうのいう人にはなんの感情も湧かないが、年に数回でもきて頂いて、こうして言葉をかけてくれる人を大切にするお菓子作り、店作り、さらに業者さんとのおつきあいも含まれる、全て「人への思い」から繋がっていくと思っている。その思いをパレットスタッフは、素直にお客様にも向けていると思っている。

だからと言ってパーフェクトでもない。あの店この店で、びっくりするようなミスをしてお客様にご迷惑をおかけしている。寛容なお客様からの一つ一つの言葉から学び成長させて頂いていると思う。ありがたいことで、つくづく店は、お客様の育てて頂いていると思う。

先の見えない時代にあって、これからのケーキ屋さんは?と、懸命に考えても明快な答えは出ない。今よりもステージをあげたいなら、いまやるべきことをきちんとやり切ること。やり切ることで実りある一年が見えてくる。そんなメッセージをいただいたように思う。

2017年12月25日月曜日

クリスマスケーキを食べたい

小さい時に、家族で「わぁ〜」と、歓声をあげてケーキを囲んだのはいつのことやら?仕事に追われて顔見ることも少なかった父が、仕事を早く片付けてケーキを買ってきたんだと思う。バターで作っていないバターケーキのクリスマスケーキ。いまだと、食べられないような味わいと思うが、その当時は、天国に登るような甘美な世界に浸っていた。




平日に家族が揃って食事することが難しい家庭が多いと聞く。そうした時代背景も踏まえ、ケーキの果たす役割は、今はより大きくなっていると思う。東北の大震災以降その傾向は強くなっているように感じます。家族の笑顔が揃う時間を持つ、そこにケーキは特別感があって欠かせないものだと思う。




作ることに追われながらも、この一つ一つのケーキを囲む笑顔を思うと、美味しいに全力を尽くしたいと思う。クリスマスケーキを食べたい気持ちより、作りたい気持ちが勝っている。当たり前のようだけど、ようやく、クリスマスケーキを作りながら、そんな気持ちに浸ることができるようになった。年齢というより、パレット全体が、スタッフ一人一人の努力でステージをあげたことで感じる心の余裕だと思う。今年の店全体の空気感や、各店の日報から感じる。

過去の経験から、自分が一杯一杯の時は、良いものを作るどころか、必死で周りも自分も見えていない。目の前のことで精一杯。そういう意味で対比すると、今年のパレットは、大きく成長したと思う。そして、もっとクオリティーの高いクリスマスケーキを提供できる店に成長していけると感じる。

美味しいお菓子は、テクニックやブランドで作られるのではない、作る人の思いが美味しいケーキを作る。生クリームの鮮度を保つために厨房の温度を下げる、必ず氷を当てて作業をする。当たり前に全スタッフが意識していること。0.1度まで見ているわけではないが、温度管理の徹底と作ってからの時間を短くすることで鮮度が決まる。そんなことはこだわりではない、声をあげていうものでもない、当たり前で、忙しい中でも笑顔で仕事をするスタッフのプライドと思いに支えられている。