平成27年から、家庭クラブの顧問などを引き受けてスィーツづくりのアドバイスなどをしてきた。今年は、その取り組みを全国大会で発表して、文部科学大臣賞(最優秀賞)を受賞したと報告があった。少しは、お役に立てたのかと嬉しく思う。
そして、3年目になる「仮説大津高校らしいスィーツ開発」の話を、二学期の冒頭に1年生を対象に話をすることになった。昨年は、授業の終わりの総括と反省という位置づけだったが、学期はじめでの特別授業は先生たちの思惑があるのかなと思う。
80人全員のコメントが先生から送られてきた。読むのに約90分かかった。先生ってこれ全部目を通しているんだなと思うと、日の当たらない努力に頭が下がる。コメントの多くは、なんらかの刺激を受けて、気づきレベルにまで受け取る子が多かった。中には、評論家のような子もいるが、概ね学びや気づきはあったようで良かった。
パティシェ希望の子たちの、本気でパティシェを目指そうと思ったというコメントに努力が報われる。他にもパティシェは才能だけでやっていると思ってたというコメントもあった。日々の努力がないとプロとしてやっていけないことを理解してくれたようだ。
90分話し続けるので、ついてこない生徒が出てくる。今年は、その対策として、眠くなるピークに焼きたてのサブレを配って食べてもらった。お笑いタレントであれば笑いを一発だが、私はパティシェそんな器用なことができないので、地味にサブレを配る。狙いは的中した。
話をしながら、この場に立たないとこの感覚、気づきはない。こんな機会を与えていただけるのは、ありがたいと思った。目の前のことに全力で取り組むだけの話だが、終われば感謝です。
0 件のコメント:
コメントを投稿