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2010年1月12日火曜日

BBCびわ湖放送の取材

今日は、朝からBBCびわ湖放送の[滋賀経済NOW]と、言う番組の収録がありました。キャスターの南あずささんの美しい笑顔を見ながらのごきげん対談。
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構成を担当する笑顔がとてもチャーミングな笹山さんから、すっとこたえられないようなきびしい質問に「そうくるか・・・」と、ややパニック。そうや、これは経済番組でグルメ番組じゃないんや!
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安全安心になぜこだわるのか?と改めて聞かれると「?」あまりも当たり前で、作る側の責任やん…なんて思っていたけど、自分の家族に食べさせることのできないお菓子を作ったら「人」としてあかんやろ・・・それをお客さんに売ったらあかんに決まってるやろ!と、普通に思う。
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新規出店を決めるときの話や、今後の出店について聞かれると、明確なビジョンが描けていないので、これまたすっとこたえられない。目の前のことでいっぱいいっぱい。それでも言えるのは、人が育つ仕組みと利益を出す仕組み作りが大切だということ。
素材へのこだわりでも、良質、安全安心にはこだわるが、特別な材料でそのお菓子すべてを表現するのは何か違う。それがどしたって感じです。極端にいえば、冷蔵庫開けて、材料見て今日はこれを作ろうと思う感覚と同じです。普通に手に入る材料の持ち味を最大限に引き出す。素材の力を引き出す、お菓子全体の調和を作りだすことが職人として大切だと思う。
人を育てるということも、普通に菓子職人希望の子を、世界の舞台に立たすことではない。日々楽しく、好きなお菓子を作れる環境と仕組みを作ることが大事だと思う。もちろんアマチュアのレベルではない。年齢は若いが、パレット各店のマネージャーたちは、日々の仕事を通じて少しづつだが経営者感覚を持ち始めている。しんどい状況で、その人も持っている能力熱意考え方が関わり合って結果が出ると思う。
特別なケーキ屋じゃないかもしれないが、1週間経っても記憶に残る味、五感を通じて体が喜ぶ素直なあじ・・・子供の舌が喜ぶ味わい。パレットが目指すのは街一番のケーキ屋さんなんです。

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