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2018年11月11日日曜日

素直の練習

「素直に自分の気持ちを伝えるには、どうしたらいいのでしょうか?」と、いう質問に答える「なやみのとびら」という新聞記事。回答者の美村里江さんが、周囲の人をほめて「素直の練習」と、答えていた。



ずいぶん前になるが、シンクロナイズドスイミングの元日本代表監督の井村雅代さんが「素直は才能」と新聞のコラムに書いていたのを思い出した。「大事なのは、あきらめずに頑張ろうと素直に思える「心の才能」。これが無かったら、一流になることはまず無理です。シンクロに限らず、ほかの競技でも同じだと思う。」

人を採用するときの重要なポイントも「素直な人でないと伸びない、上司の指示にも従わない。会社に貢献することもない。」は、誰もがうなずく話。採用される立場の人もうなずくポイントだと思う。



が、しかし、そうじゃない人が多いなと思う。それを「譲れない」または「こだわり」とかいう。そういう自分も、たまに受ける、テレビや雑誌の取材で「シェフのこだわりはなんですか?」と、聞かれる。「こだわりなんかない、大切にしていることはある」と、素直に答えていない。最近は、さすがにそのこだわりを説明するのに時間が無駄だなと思って、そんなどうでもよいところにくいつかずに素直にライターさんの趣旨に沿って話すようにしているが、心の中ではいまだにそう思っている。



話を戻すと、美村さんは①伝える数をこなせ。②慣れてきたら、プラス一言を加える③周囲の人をほめる言葉を伝える④ポジティブな思いが湧いたら伝える。と、段階的で、具体的な素直の練習を書いていました。わかりやすく誰もが取り組めると、読みながら思いました。



つまり、日々の中にたくさんある人と人の関わりの中にある「ありがとう」=「感謝の気持ち」を素直に伝える。脳科学の本に、世の中の問題のほとんどは「関係性」が原因だ。と、書かれていた。で、あれば、ありがとうを伝えていると、目の前のほとんどの問題は解決する。素直の練習は、今の自分に必要だと納得した。感謝です。


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