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2014年11月9日日曜日

なんで?は、二種類あるという話

機会があって、 二宮金次郎(尊徳)より7代目の子孫にあたる、中桐万里子氏のお話を聞く機会があった。テーマは、「つなごう明日の若者へ」 ~二宮金次郎からのメッセージ~



積小為大の話など、内容の濃いお話が続いた。印象に残ったのは、ヒントは相手が持っている。ヒントは現場にあるというお話。なんで ?には 二種類  ある。「怒りのなんで」と「観察のなんで」

妹のお風呂嫌いの話を例に説明されたのがわかりやすく、その光景が見えて笑ってしまう。


「なんで?」は五回繰り返さないと、本当の原因にたどり着かない。よく、見知らぬ相手にも思いやりや愛情を持てといわれる。しかし、私たちは、神様ではない。嫌いな相手でも、向き合うことができるのは、知ろうとすることだ。それが愛情。愛情の反対は、無関心だ。つまり愛情は関心を向けていくことだ。

そのために、あなたのエネルギーを使ってくださいと言われる。しかし、そのエネルギーを作ることを教えてくれない。知ることで生まれるエネルギーが、明日への力になる。ワクワク、ドキドキ、ハッピーな気持ち、ハッピーな気持ちが明日へのエネルギー。そのエネルギーは、それを知る場所で生まれる。「ただ見る」だけでは、ヒントもエネルギー生まれない。

「よく見る」は、プロセスを見ていくこと→心眼で見ること  この世のものはすべてプロセスがある。そこに存在している。プロセスから道が見えてくる。頑張っているのは自分だけではない。世の中は、大きなチームで動いている現実。そんなことに気づくことで、社会や自分たちを変えていける。二つのなんではそのきっかけになる。

日々の何気無いやりとりによくある、怒りのなんで?なんでこのくらいのことがわからへんのや?なんでこのくらいのことをやってくれへんのやろ?ではなくて、なんでわからないのやろ?なんで、やれへんのやろ?という眼で、相手を観察することで、自分自身の成長のきっかけと、目の前の課題の改善につながることが見える。意識して努力して行きたいと素直に思う。貴重なお話に感謝です。

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