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2012年8月6日月曜日

製菓理論の期末試験

講師をしている、短大の期末試験。上は、90点以上の高得点もいれば、とほほと言うような点数の学生もいる。同じ時間を授業して、同じ話を聞いているはずなのに、この差は、なにからうまれるのやら?

「しあわせな人生」を、望むところは、まったく同じだと思うが、15回の授業時間で得たものの差は、果てしなく大きい。しあわせな人生は、寝ていたり、ぼぅーとしていても手に入れられないのだが、何をどう伝えたら気付くのか?

卒業した学生たちが口をそろえて言うのは、「あの時、先生の話をもっとちゃんと聞いておけばよかった」必要に迫られていない学生にとって、しわせな人生の話は、理解できなかったのかと思う。だって、充分しあわせなんだもん・・・って、思っているんでしょうね。

点数が悪いからと、別段気にしている様子もない。多分、それなりにしあわせなんだろう。そんな笑顔に、追いかけて説教することはできない。いつの日にか、気付くことを祈るだけだ。そして、伝え方をさらに考える非常勤講師でした。

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